DELIFEは日々進化してゆくハイスペックな素材とは相反した「生きた革」を使用することで革特有の経年変化、自身に馴染み「道具」になってゆく感覚を提案する東京発のブランドです。

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​2021/06/08
​「人は仕事で見えてくる」大村達郎 編
特集記事
「人は仕事で見えてくる」
大村達郎 編

”まえがき”
株式会社DELIFEの革職人である高野雄介が仕事で活躍している"職人"に7つの質問"をし、仕事を通して人となりを探ってゆくこの特集記事。

今回はフードデリバリーのUber eatsで月収100万円を叩き出す驚くべき記録を持つ"モーターバイクメッセンジャー"の大村達郎さんへのインタビュー。

”プロフィール”
・大村達郎
・1989年2月2日生まれ
・TABILABO 月収100万円のUberEats配達員が大切にする「たったひとつのこと」記事掲載


①この仕事を始めたきっかけは?

もともと青山のルバロンで働いていて、そのお店が2015年に閉店して、その周辺で仕事をしようと青山のスタバで仕事探しをしていました。
俳優のアルパチーノが好きで、彼が売れる前にしていた仕事がメッセンジャーでした。
イギリスのモッズカルチャーも若い労働者が始めた運動
で彼らはベスパに乗って運び屋をやったりしていました。仕事探しをしていたら東京で一番最初にメッセンジャーカルチャーを作ったメッセンジャーカンパニーのTSERVに出会い入社しました。


②仕事の中で大切にしていることは?

「1日でいいから目先の目標を作る」
それを積み重ねていくだけでいいんです。
人と比べることも大事だけど、昨日の自分よりも今日の方がいいという成功体験を作ることが大事。
それは売り上げだけでなく、ビルの入館とか、時間の短縮を目標にただただ毎日繰り返していく。
大きい夢も大事だけど、大きすぎると違う気がする。
人が落ち込むのは悔やむ過去と果てのない未来を想像して絶望する。
人間はこの二つしかないそうです。
僕の場合は目先の目標を立てて、今を生きることを大事にしています。

③仕事で得たことは?

「道筋を立てること」
メッセンジャーを突き詰めて思ったことは人生と一緒でしっかりと道筋を立てて最短ルートで行く。
それがメッセンジャーだけでなく人生にも言えるます。
それがメッセンジャーをして感じた事です。
敵は自分でしかない。日々自分との戦いなんです。


④大切な道具は?

「身なり」
僕でいうと洋服、バイクであったり。
そこに拘らなくても仕事はできるけど、無駄と思えるところを敢えてこだわる。
それが自分の個性になって、色になる。
生きる上で"個性"を大事にしています。
人と同じことをしたくないし、同じ格好をしたくない。
制服も嫌いでバイト探しも制服も着ないところを探していました。
TSERVでも制服はありましたが、出来るだけ怒られないギリギリを狙って着崩したりみんなと違うBAGを使っていました。

⑤幼少期の体験や成長過程で今の仕事に結びつくことはありますか?

「僕は親父によく似ているので、自由にこだわって仕事をしたかった」
親父がこだわりが強くて、車にこだわり、服にこだわり、音楽にこだわり、とにかくうるさかった。
借金をしてもそのライフスタイルを崩さなかった。
結果家族に悪い影響を与えてしまう事もあったので、はっきりと肯定は出来ませんが、僕は凄くその部分が親父に似ていると思いました。
これからもサラリーマンはせず自分でクリエートしていこうと思っています。

⑥これから先してみたいことはありますか?

今はまだ昔抱えた負債があるので、これを先にデリバリーの仕事で返したいと思っています。それと並行しつつ、あとは昔使われていた海外のデリバリー業者が使っていたような道具というんですかね。イギリスの昔のポストマンやミルクマンが使っていたような靴とか鞄、昔の軍の伝達係みたいなポジションがあるんですけど、それを元ネタに何か生めないか考えています。世界的にデリバリー業界にゴールドラッシュが発生してますけど、リーバイスがゴールドラッシュの時に金を堀りに行かずに、金を掘りに行く人の為に丈夫なデニムを作ったとありますよね。カッコつけてデリバリーの仕事をしている人は一握りですからね。そこに今は焦点を当てて何かできないものかと考えています。


⑦あなたにとって仕事とは?

「自己表現の営み」
労働は生活や消費の為にやむ負えず行う生産活動ですが、
仕事は生活や消費以外の価値を作る活動です。
Food deliveryをただやっているだけだとただの労働ですがFood deliveryを使って新たな価値を作っていくことが僕が取り組んでいくべき仕事だと思っています。


番外編① 革の思い出などはありますか?

18歳の時に初めて買ったレッドウイングのPT91というモデルをずっと履いてます。メンテナンスしながら履き続けていましたが、2回ダメになって。今は三度目のPT91を履いています。足にピタッとくるのでエンジニアブーツはこれが一番好きですね。財布はウルフズヘッドの長財布。これは30歳の時に自分の兄貴みたいな人から誕生日で頂きました。その前はブラックトップモーターサイクルの長財布を10年以上使っていましたね。革は長く使って自分の物にできるので、自分にしかない愛情が湧きますよね。その感情が楽しくて革をこれからも使いたいと思っています。

番外編② 今回DELIFEの商品ラインナップから
"Minimal wallet02"と"Knot bag"をお選びいただきましたがなぜこのセレクトにされたんでしょうか??

"Minimal Wallet02"
日頃から小銭を扱うので、これを選びました。ウォレットチェーンにくくりつけられることとサイズ感ですね。チェーンにくくりつけられればなくすこともありませんし、このサイズだと邪魔になることもありません。色味も気に入りました。

"Knot Bag"
仕事柄、携帯をよく取り出します。
で常に携帯の位置が大事なんですね。ズボンのポケットだとオーダー来た時にすぐに反応できませんが、Knot Bagを使うことで自分の胸辺りまできますよね。この位置が非常に絶妙な位置でして、携帯を取り出すだけの鞄としてこれは重宝しますね。


”あとがき”
モーターバイクメッセンジャーの大村達郎さんへのインタビューはいかがでしたでしょうか。
メッセンジャーを突き詰めて仕事をする大村達郎さんは本当に輝いていて格好良かったです。
仕事中であっても"個性"を出す事にこだわりを持ち楽しんで仕事をする姿勢は誰しも憧れるし見習いたいと感じたんではないでしょうか。
現在デリバリーをバックボーンにしたプロダクツを考案中とのこと、
今後の大村達郎さんに注目です。



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